初級 / 基本会話
数字と買い物
旅行でも生活でも、数字と買い物の表現は毎日のように使います。値段を聞く、数を伝える、時には値切る——これらができれば、タイでの行動範囲は一気に広がります。タイの数字は規則的でパターンをつかめば簡単。まずは1〜10を確実に覚え、そこから大きな数へ広げていきましょう。
この記事では、0から百万までの数、通貨バーツ、値段の聞き方、そして市場での値切りのコツを紹介します。
0〜10の数
まずは基本の数です。
| 数 | ローマ字 | タイ文字 |
|---|---|---|
| 0 | sǔun | ศูนย์ |
| 1 | nùeng | หนึ่ง |
| 2 | sǎwng | สอง |
| 3 | sǎam | สาม |
| 4 | sìi | สี่ |
| 5 | hâa | ห้า |
| 6 | hòk | หก |
| 7 | jèt | เจ็ด |
| 8 | pàet | แปด |
| 9 | kâo | เก้า |
| 10 | sìp | สิบ |
「5=hâa」は、SNS で笑い(555=ハハハ)としても使われる有名な数です。
11〜大きな数
タイの数は非常に規則的です。11以降は「十の位+一の位」を並べるだけ。ただし2つだけ例外があります。
- 11 = sìp-èt(สิบเอ็ด)※ 1の位が1のときは nùeng でなく èt
- 20 = yîi-sìp(ยี่สิบ)※ 20の十の位だけ sǎwng でなく yîi
- 21 = yîi-sìp-èt、25 = yîi-sìp-hâa、30 = sǎam-sìp …
大きな位はこうです。
| 数 | ローマ字 | タイ文字 |
|---|---|---|
| 100 | (nùeng) ráwy | ร้อย |
| 1,000 | phan | พัน |
| 10,000 | mùen | หมื่น |
| 100,000 | sǎen | แสน |
| 1,000,000 | láan | ล้าน |
例:150 = nùeng ráwy hâa-sìp、2,500 = sǎwng phan hâa ráwy。「èt(1の位の1)」と「yîi(20の2)」の例外だけ押さえれば、あとは組み合わせるだけです。
お金と値段の聞き方
タイの通貨は**バーツ(bàat/บาท)**です。値段を尋ねる決まり文句はこれです。
- (an) níi thâo-rài khráp/khá — (อัน)นี้เท่าไหร่ — これはいくらですか?
- ráwy bàat — ร้อยบาท — 100バーツ
- hâa-sìp bàat — ห้าสิบบาท — 50バーツ
thâo-rài(เท่าไหร่) が「いくら」。指をさして「an níi thâo-rài(これいくら?)」と聞けば通じます。答えは「数+bàat」の形で返ってきます。
値切りのコツ
市場(talàat/ตลาด)や屋台では、値段が付いていない・交渉できる場面があります(デパートや定価の店では値切りません)。
- lót nòi dâi mǎi khráp/khá — ลดหน่อยได้ไหม — 少し安くできますか?
- phaeng pai — แพงไป — 高すぎます
- lót dâi mǎi — ลดได้ไหม — まけてもらえますか?
phaeng(แพง)=高い、thùuk(ถูก)=安い。値切りは笑顔で、押しつけずに。無理なら「mâi-pen-rai(いいですよ)」と引くのがタイ流のスマートなやり取りです。
日本人が気をつけたいこと
数の例外 èt(1の位の1)と yîi(20) は忘れやすいので要注意。11 を「sìp-nùeng」と言いがちですが正しくは「sìp-èt」です。また thâo-rài の声調(thâo 下声・rài 低声)を意識しましょう。値段の聞き取りが不安なときは、電卓やスマホで数字を見せてもらうと確実です。
数を組み立てる練習
例外(èt と yîi)を意識しながら、いくつか組み立ててみましょう。
| 数 | 組み立て | ローマ字 |
|---|---|---|
| 15 | 10+5 | sìp-hâa |
| 21 | 20+1 | yîi-sìp-èt |
| 99 | 90+9 | kâo-sìp-kâo |
| 350 | 3×100+50 | sǎam ráwy hâa-sìp |
| 1,250 | 1,000+200+50 | phan sǎwng ráwy hâa-sìp |
大きな数も「位ごとに区切って読む」だけです。桁が増えても、覚えた1〜9と位の名前(ráwy・phan・mùen…)の組み合わせで表せます。
買い物の会話例
- (客)an níi thâo-rài khá — อันนี้เท่าไหร่คะ — これいくら?
- (店)nùeng ráwy bàat khâ — หนึ่งร้อยบาทค่ะ — 100バーツです。
- (客)phaeng pai. lót nòi dâi mǎi khá — แพงไป ลดหน่อยได้ไหมคะ — 高いです。少しまけて?
- (店)pàet-sìp bàat kâw láew kan — แปดสิบบาทก็แล้วกัน — じゃあ80バーツで。
このやり取りができれば、市場での買い物はぐっと楽しくなります。値切りは強く言わず、笑顔で軽くが基本。定価の店やコンビニでは値切らないのがマナーです。
まとめ
- 1〜10(nùeng〜sìp)をまず確実に。5=hâa。
- 数は規則的。例外は 11=sìp-èt と 20=yîi-sìp の2つだけ。
- 大きな位:ráwy(100)・phan(1,000)・mùen(1万)・sǎen(10万)・láan(100万)。
- 通貨は bàat(バーツ)。値段は「(an) níi thâo-rài(これいくら?)」で聞く。
- 値切りは市場・屋台で。lót nòi dâi mǎi(安くできる?)、無理なら笑顔で引く。